20JULY・火

イテロの産業宣教

出 2:18彼女たちが父レウエルのところに帰ったとき、父は言った。「どうしてきょうはこんなに早く帰って来たのか。」

新96番 主イエスは誰でしょう(旧255番 主イエスは誰でしょう)

人は自分が重要だと感じる分野に、時間と努力を注ぎます。またどこに集中するかによって人生の方向が違ってきます。神様の関心と願いに集中する人は、神様の関心と導きを受けるようになっています。イテロはそのような人でした。いったい彼と彼の産業は何が違っていたのでしょうか。

1. 時代を見る目

イテロは時代を見る目がありました。全世界には今でも福音を聞くべき国と民族が多いのです。世界の至るところに行って福音を伝えるべきですが、私たちの国に来ている多民族の人に目を向けると新しい答えを受けるようになります。福音を知らない人は誰でも伝道対象者ですが、特に私たちの国に来ている多民族のひとりが、彼の出身国を福音で変化させることができる貴重な門となります。イテロはその部分を見たのです。

2. 時代を生かす職業

神様を知らないパロ王が治めるエジプトに、神様の民が400年以上の長い歳月を奴隷として捕まって暮らしていました。暗やみの勢力が掌握した世の中で、福音を正しく味わえなければ、世の中の奴隷になるしかありません。奴隷生活を清算して、約束されたカナンの地に行かせるために見せてくださった10のわざわいは、世の中を生かすことを望まれる神様の願いを見せています。神様から離れて偶像崇拝していたエジプトをいやして回復させることを願われたのです。イテロもその流れの中で自分の産業で宣教をしました。今も神様はイテロのように福音を悟って味わう人と、その人の産業を通して人を生かして世の中を変化させてくださるでしょう。

契約の祈り神様、私を生かした福音で全世界とすべての民族を生かすように、神様が準備された現場を見る目が開かれますように。イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

産業宣教メッセージ | 2021.1.16


聖句暗唱_ヨハ 8:44

あなたがたは、あなたがたの父である悪魔から出た者であって、あなたがたの父の欲望を成し遂げたいと願っているのです。悪魔は初めから人殺しであり、真理に立ってはいません。彼のうちには真理がないからです。彼が偽りを言うときは、自分にふさわしい話し方をしているのです。なぜなら彼は偽り者であり、また偽りの父であるからです。

聖書通読_使12~13章

見る目が違います

モーセは、
しゅうとのイテロの羊を飼っていたときに、
エジプトから連れ出しなさいと言われる
神様の御声を聞きます。
イテロは、自分の牧場を任せるほどに
モーセを認めて立てました。出 3:1~10
モーセがパロの前に行くと告げたときに、
愛する娘を心配して引き留めるのが
普通なのですが、モーセがエジプトに行けるように
サポートしました。出エジプトした後に、
モーセとともに犠牲のいけにえを持って
神様の御前で礼拝を捧げました。出 18:12
また十人の長、百人の長、千人の長の制度を
提案してイスラエルを指導できるように
助けました。出 8:13-27

イテロは何を見たのでしょうか。