ダニ 1:8~9ダニエルは、王の食べるごちそうや王の飲むぶどう酒で身を汚すまいと心に定め、身を汚さないようにさせてくれ、と宦官の長に願った。神は宦官の長に、ダニエルを愛しいつくしむ心を与えられた。
新138番 日の照るかぎりは(旧52番 日の照るかぎりは)ダニエルは捕虜でしたが、実力を認められて強大国の高官となりました。福音の本質を逃したなら、肉と甘いぶどう酒を味わって安定した快適な生活に魅了されていたでしょう。しかし、ダニエルは主の霊が宿っていたので、時代を見て神様の願いを見る、異なる生活を送りました。ダニエルが見たことは何でしょうか。
当時、神様を知らずに国全体が偶像崇拝する暗やみの文化が当然視されている時代でした。神様を信じて契約を握ったダニエルは、肉とぶどう酒を口にしないことを心に定めました。悪い臣下たちは王の信認を得たダニエルをおとしめようとしましたが、ダニエルは生命に危険が迫ることを知っていても、以前のように1日3回祈って神様に感謝していました。ダニエルは世の中の基準と人の顔色を伺うことより、神様が望まれることを見つけて従いました。
目的がはっきりしていなければ、あちらこちらに行ったり、人が集まる所に流されたりします。福音を逃したので神殿が破壊されて捕虜となったイスラエルの民がそうだったように、私たちも同じです。神様は、私たちを世界福音化の主役として呼ばれたのに、神様の願いに関心がなければ、結局、世の中の精神に支配されて暗やみ文化の捕虜として生きるしかありません。
時代の問題として台頭しつつある精神疾患と無気力症候群を解決する道は、ただイエス・キリストだけです。福音ならどのような人も回復して生かされます。神様が与えてくださった異なる理由を私たちの人生の目的と方向として握らなければなりません。
契約の祈り福音がない時代と世の中を見る目が開かれますように。理由を知って器を準備する今日を生きますように。イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。
産業宣教メッセージ | 2021.3.6
この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人に与えられていないからです。」
聖書通読_Ⅰサム1-3章「どぶから竜が出る개천에서 용 난다(小さな川から竜のような大きなものが出てくるという意味の韓国のことわざ)」という教訓として受けるなら困ります。
貧弱で劣悪な環境を克服して、社会的地位や富、
名誉を得させてくださいと祈るために
ダニエルは聖書を記したのではありません。
捕虜という絶対不可能な状態から、
宰相という絶対可能な答えを味わったダニエルは
何が違っていたのでしょうか。