人間を原罪に陥るようにしたサタンと悪霊につかれるようにする憑依運動が世界を掌握しました。世界はこれを知ることも、防ぐこともできません。最も難しい時期に霊的現実と神様が備えられたことを見たエリシャは、霊の二つの分け前と、5つの力を求めました。今も神様は福音を持ったレムナントとバビロンの答えと初代教会以降の働きを備えております。

1. エリシャが見た以前の証拠

私たちは、以前の契約の流れを見ながら、重要な答えと証拠を確認することができます。エジプト時代にモーセとアロン、イテロを通して働かれ、荒野40年の間、すべてを回復されました。ペリシテの支配時期に祭司サムエルを通してミツパ運動が起こり、エリヤを通してカルメル山の戦い、ホレブ山の契約、ヨルダン川の働きを見て聞きました。これを通して、他のものではなく、霊の二つの分け前が必要であって、すでに備えられていることも知ることができます。

2. その日と以降の証拠

エリシャは、他のものとは比較できない霊の二つの分け前を望んで受けました。7千人の弟子の答えに従ってドタン運動が本格的に起こりました。この契約の流れは、エリシャの後にイザヤ、ハガイ、エズラ、ペテロ、パウロに伝えられ、時代を生かす伝道運動につながりました。これから私ではなく、「キリストにあっての私」と契約の旅程を味わって次世代に伝えることが重要です。

まだ福音を聞いたことがないため、一度も生かされたことがない人をいやし、サミットに立てる答えが繰り広げられるでしょう。

契約の祈り神様、今日、私に福音と伝道と宣教の流れを引き継ぐまことの祝福が始まりますように。イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

副教役者修練会2講 | 2021.5.11