神様を信じると言いながらも無気力で、絶えず苦難が続き、何をしても失敗する理由は何でしょうか。一日一日やっと耐えて生きることが神の子どもらしい姿でしょうか。人生で最も重要で必要な福音をくださった神様は、今、私たちの生活の中に神様の力を持ってきて味わうことを願っておられます。どうすれば良いのでしょうか。

1. 以前にもなかったし、これからもない存在

私という人は、この世の中で唯一です。いろいろな意味でそうです。私のように気弱で臆病なのに強情な人はいません。私と同じ家庭環境で同じ教育を受けて生きてきた人もいません。他の人ではなく、私にだけくださった長所と気質、才能があります。あらゆる経験から学んだ態度はもちろんのこと、心の傷や弱点も神様は人を生かす資源として用いられるでしょう。とんでもない存在、役に立たない人ではなく、神様の働きを成し遂げるために呼ばれた存在です。他の人ではなく、まさに私を通して行われる神様のご計画があります。

2. 神様が願われることを見つける目

創造は、神様だけがなさる領域です。私たちが見つけるべきことは再創造の答えです。神様が願われ、すでに備えられたことを発見すれば良いのです。何もないところ、誰もができないと言うそこに神様は働かれます。神様を知らない現場が失敗し、神様を離れた人が荒廃した状態であることは当たり前です。これが神様が私たちを呼ばれた理由です。他のことではできません。ただイエス・キリストの御名によってだけ、捨てられたところと死角地帯、わざわい地帯を生かすことができます。

私はこの世に1人しかいない貴重な存在であり、新しい被造物です。再創造の答えを味わうのは当然なことです。神様がすでに備えられたことを見つけて、神様が願われることに従って行くとき、以前にもなかったし、これからもない人生の作品を残すようになるでしょう。

契約の祈り神様、すべての問題を解決されたイエス・キリストを通して、新しい被造物になったことを感謝します。ただ、唯一性、再創造の祝福を味わえますように。イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

6月237新しい家族現場の働き人訓練３講 | 2021.6.8