予想もしなかった事件に出会うと、誰でも慌てるでしょう。衝撃的なことを体験すれば、生涯トラウマ^traumaになって、一生に大きな影響を与えたりもします。普段、神様と通じる奥義がある人は、突然のできごとに会ったり、危機に陥っても、揺れません。どうすれば、それが可能になるのでしょうか。

1. 神様だけがくださる答え

大半の人々は、苦しいことにあったり、危機的状況に置かれると、対策を立てます。ひとりで頭を抱えて悩んだり、信頼に値する知人に助言を求めたりもします。また、ある人は運勢を見たり、占いで生きる道を探してみようとします。普段に神様と対話して神様と通じる人は、苦しみが来ても大きく驚きません。問題と事件を通して神様がなさることを確信します。危機が危険なこととして見えず、機会として見えるのです。

2. 神の国を成し遂げる時刻表を見る目

奴隷として売られたヨセフは、普段から神様がともにおられ、神様が与えてくださったビジョンを持っていました。彼は奴隷であるときも、ポティファルの家に行ったときも、濡れ衣を着せられたときも、苦しみに溺れずに神様がなさることを見上げました。仕える主人はもちろん、会う人にも何が必要なのかがわかりました。神様は、今でも生きておられ、私たちとともにいて、神の国の御座で働いておられます。この霊的事実を見る人は、状況と現状がどうであっても、御座の祝福を味わいます。神様は時空を超越して今でも働いておられることを信じるからです。今のすべての事情と出会い、事件の中で神様の計画を見るようになります。混沌と虚しさに覆われた現場と、暗やみに捕らわれたこの時代を生かすことを願われる神様の願いが私のことになります。

契約の祈り神様、今日神様を見上げる礼拝時間に、神の国の御座が動くことを信じます。すべての思い煩いを捨てる時間としてください。イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。

Remnant 礼拝 | 2021.6.27