神様はイエス・キリストを通じて私たちにいのちをくださいました。いのちを得た私たちを、神様はいまは他の人を生かす霊的医者として呼ばれました。また、私たちに人を生かしていやす力がないということをご存知で、すべてを準備しておいてくださいました。霊的医者として呼ばれた私たちは、何を見れば良いのでしょうか。

1. どんなに世の中が楽になっても

産業と技術が高度に発展しても解決できない問題があります。科学と医術が治すことができない病気があります。代表的なことが、心の病気と考えの病気です。金縛りや幻聴、原因が分からない病気、シャーマニズムの影響で病む病気、長く続いている偶像崇拝で家庭と家系に訪ねてくる霊的苦しみは、どこに行っても治すことはできません。暗やみの勢力が掌握したメディアにさらされている子どもたちは、あらゆる刺激的なコンテンツに心と時間を奪われて、神様がなくても、いくらでも生きていけると勘違いするようになります。

2. 霊的医者が必要な世の中

いまは、以前よりはるかに便利な時代を生きていますが、霊的には完全に無感覚で病気を患っている世の中です。他のことでは絶対にこの世を生かすことはできず、心と考えの病気をいやすことはできません。誰も例外なく、ただ福音が必要です。どんな卓越した政治家や希代の知識人であっても解決できない人生の根本問題に答えを与えることができる霊的医者が必要です。

霊的力がなくて、やみ、混沌、虚しさの中にいる人々が光に集まるのは当然のことです。福音を持つ私は霊的医者であり、光を持つアンテナで、プラットフォームであることを記憶しなければなりません。神様は今でも神様の願いを成し遂げる霊的医者とともにおられ、時空を超越する御座の力で働かれます。

契約の祈り神様の願いを成し遂げる光の見張り人、霊的に病んでいる世の中を生かす霊的医者、イエス・キリストを伝える大使として私たちを呼ばれたので、御座の祝福を味わいますように。イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

全国長老修練会3講| 2021.7.17