6月学院福音化

歩んできた30年の始まりサムエル

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1サムエルの出生

Ⅰサム 1:9~11シロでの食事が終わって、ハンナは立ち上がった。そのとき、祭司エリは、主の宮の柱のそばの席にすわっていた。ハンナの心は痛んでいた。彼女は主に祈って、激しく泣いた。そして誓願を立てて言った。「万軍の主よ。もし、あなたが、はしための悩みを顧みて、私を心に留め、このはしためを忘れず、このはしために男の子を授けてくださいますなら、私はその子の一生を主におささげします。そして、その子の頭に、かみそりを当てません。」

  1. ハンナの苦しみ
    1. 妊娠できない苦しみ1:5
    2. ペニンナの憎しみ1:6
    3. エルカナの慰め1:8
  2. ハンナの祈り
    1. 泣きわめく祈り1:10
    2. 契約を握った祈り1:9~11
    3. サムエルの出生1:20
  3. ハンナの賛美
    1. 7人の子を産む2:5
    2. 「主は殺し、また生かし、」2:6
    3. 「主は、貧しくし、また富ませ、」2:7
    4. 「主は、はむかう者を打ち砕き」2:10

2少年サムエル

Ⅰサム 3:19サムエルは成長した。主は彼とともにおられ、彼のことばを一つも地に落とされなかった。

  1. エリの家の預言Ⅰサム2:27~36
    1. いけにえを軽くあしらい、息子を重んじる2:28~29
    2. さげすむ者は軽んじられる2:30
    3. 年寄りがいなくなる2:31
  2. 主の御声を聞いたサムエル
    1. 契約の箱のそばで寝ていたサムエル3:1~3
    2. みことばが切れた時代3:1
    3. 三度も呼ばれた少年サムエル3:6~10
  3. サムエルのことば一つも地に落ちなかった
    1. エリに見た黙示を語る3:15~18
    2. Ⅰサムエル3:19

3サムエルのミツパ運動

Ⅰサム 7:1~15そのころ、サムエルはイスラエルの全家に次のように言った。「もし、あなたがたが心を尽くして主に帰り、あなたがたの間から外国の神々やアシュタロテを取り除き、心を主に向け、主にのみ仕えるなら、主はあなたがたをペリシテ人の手から救い出されます。」そこでイスラエル人は、バアルやアシュタロテを取り除き、主にのみ仕えた。それで、サムエルは言った。「イスラエル人をみな、ミツパに集めなさい。私はあなたがたのために主に祈りましょう。」彼らはミツパに集まり、水を汲んで主の前に注ぎ、その日は断食した。そうして、その所で言った。「私たちは主に対して罪を犯しました。」こうしてサムエルはミツパでイスラエル人をさばいた。(3~6)

  1. ペリシテの侵入
    1. サムエルのことばが全イスラエルに行き渡る4:1
    2. ペリシテがエベン・エゼルに陣を敷く4:2
    3. エリの家族の死4:12~22
  2. 契約の箱を奪われる
    1. アシュドデ5:1
    2. ダゴンの宮5:2
    3. ガテ5:8
    4. エクロン5:10
    5. 戻ってきた契約の箱6:1~18
  3. ミツパ運動
    1. すべての偶像を捨てる7:3
    2. 主に祈る7:5
    3. 戦争が止まる7:6~17

4サムエルの業績

Ⅰサム 16:1~13サムエルはエッサイに言った。「子どもたちはこれで全部ですか。」エッサイは答えた。「まだ末の子が残っています。あれは今、羊の番をしています。」サムエルはエッサイに言った。「人をやって、その子を連れて来なさい。その子がここに来るまで、私たちは座に着かないから。」エッサイは人をやって、彼を連れて来させた。その子は血色の良い顔で、目が美しく、姿もりっぱだった。主は仰せられた。「さあ、この者に油をそそげ。この者がそれだ。」サムエルは油の角を取り、兄弟たちの真ん中で彼に油をそそいだ。主の霊がその日以来、ダビデの上に激しく下った。サムエルは立ち上がってラマへ帰った。(11~13)

  1. 大祭司にメッセージを伝える3:1~18
  2. エリの死後に祭司と士師になる4:18
  3. ミツパ復興運動7:1~15
  4. 全国巡回7:15~17
  5. サウル王を立てる10:17~27
  6. ダビデを立てる16:1~13
  7. 全民族の尊敬を受ける指導者25:1